「選ばれる薬局を」

勝山薬局 住吉店 薬剤師
川口 貴子

第一薬科大学卒業 平成25年4月入社

現在の業務内容を教えてください。

処方せんを元に調剤をして、市販薬を含めて併用薬(飲み合わせ)や、相互作用のチェック、病歴の確認や、患者様に服薬指導をするのが主な仕事です。いかに患者様に処方されたお薬をきちんと服用していただけるかを、ご家族やご本人、ときにはヘルパーの方と考えて、その情報を病院にフィードバックすることもあります。大きな官公立の病院とかだと、どうしても忙しかったりで、なかなか先生のもとまで情報が行くことがなかったりもするんですが、勝山薬局は病院がすぐ近くなので、先生もよくお電話をくださいますし、病院のスタッフともすぐに話し合いができるのでいいですね。

入社から今までで、嬉しかったことや幸せを感じた出来事は?

ご家族の方の看病等の悩みだとか、ご本人の不安だとか、そういうことを「薬局の窓口で相談できて良かった、ありがとう」と言ってくださると、とても嬉しいです。患者様やご家族の方が、心を開いてくださることが一番嬉しいことですね。

具体的にはどんなエピソードがありますか?

たとえば…旦那さんが痴ほうになられた女性の方で、「旦那さんが自分の思うように行動してくれない」ということでストレスを感じてしまって、その女性自身も、動悸がしたりイライラしたりするようになってしまったというお話を伺って、『旦那さんも、悪気があってそうしているわけではなくて、本当は一生懸命行動されてるのかもしれないですよ』とお伝えしたところ、「ああ、そういう見方もあるのね」とおっしゃっていただけて。第三者の、私たち外部の者からの見方、考え方を知ることができて良かったと感謝して頂けました。

患者様と向き合う上で意識している・大切にしていることは?

やっぱり心を開いて相談して頂くというのはなかなか難しいことなので、いかにコミュニケーションをとって、不安を取り除いてあげられるかがすごく大事ですね。できるだけこちらから声をかけることが大切です。「はい・いいえ」で返せるような問いかけだと、もうそこで終わっちゃうので、話してもらえるような質問の仕方を心がけています。会話のキャッチボールができるように…そうすることで、治療にも前向きに取り組んでもらえるんじゃないかと思っています。私はまだ勝山薬局に入って日が浅いので、患者様のほうも「初めて見る顔だな」っていうのが最初はあると思うので、今まさにコミュニケーションに力を入れているところですね。できるだけ笑顔で接するとか…普通にお薬を渡すだけだと、それで終わっちゃいますけど、何か会話をしたときには覚えてもらえると思うので。

今、頑張っていることや目標としていることは?

まだまだ私自身、成長過程ではあるんですけど、専門知識の提供はもちろん、安心して薬を受け取っていただけることや、なかなか言えないことを薬局では話せるだとか、そういった「心のサービス」を提供できる、満足していただける薬局をめざしていきたいですね。地元に根付いた薬局なので、期待や信頼の度合いっていうのはすごい高いと思うんです。なので、それをより伸ばしていけたらなと思います。

川口さんにとって、「勝山薬局」とは?

勝山薬局は私にとって、自分のやりがいを感じさせてくれるところだったり、自分のすべきことを気づかせてくれる場所ですね。そして何より、地域へ貢献するということを意識させてくれる場所です。

最後に、採用希望者の方へのメッセージをお願いします。

勝山薬局は、研修制度や勉強会も多く、学べる環境のある職場です。私自身は、勝山薬局は歴史もあって、「地域密着」というのを強く感じていて、昔から皆が知っている薬局ということで入社を希望したんです。「地元長崎を大切にしている会社なんだな」というのが、採用面接のときに大嶋社長からすごく伝わってきて。その想いを伺って、入社しようと強く思いました。やっぱり、仕事をしながら地域に貢献していきたいっていう気持ちがあって、それを満たせる職場というのはすごく大きいです。また、県内に店舗がいくつかあるので、情報の共有ができるというのもすごくいいと思います。長崎には、他の薬局さんの数も多いので、違いをわかってもらったり、勝山薬局の名前をどうやって知って頂けるかということも大事だと思います。ぜひ、「選ばれる薬局」を私たちと一緒につくっていきましょう!