「風通しのいい薬局」

勝山薬局 本店 管理薬剤師
立山 洋子

福岡大学卒業 平成4年12月入社

現在の業務内容を教えてください。

主には処方せんに基づいてお薬を調剤して、患者様に処方・服薬指導をすることです。あとは、お薬の発注とか管理的な部分です。

入社から今までで、つらかったこと、苦労したことは?

人事的なことなんですけど、スタッフとの人間関係っていうのはやっぱり一番苦労しますね。患者様との関係もそうなんですけれど、いわゆる中間管理職という立場上、スタッフ全員がきちんと働けるように気を配るっていうのは大変ですね。管理薬剤師は、薬局においての一番の責任者っていう立場になるので。

入社から今までで、嬉しかったことや幸せを感じた出来事は?

患者様から「薬がいっぱいあるから飲みづらい」というご意見があって、それに対してお薬の一包化を提案して、病院の先生にもお話して、実際に一包化をして処方した時に、患者様から「飲みやすかった」「助かった」と言っていただけた時とか。あとは、手の不自由な患者様から「錠剤をシートから押し出しづらい」というご相談があって、袋に入れるようにする提案をしたんです。でも「そこまでではなくて、やっぱり自分で押し出したい」ということだったので、お薬を錠剤シートから片手で簡単に押し出せる器具を紹介しました。患者様がそれを使って、「すごく役立ってる」って言って喜んでいただけた時とか、こちらのアドバイスで患者様のお役に立てた時に『ああ、良かったな』と思えますね。

―仕事を通して気づいた自分の弱み・強みは?

弱みは、患者様がわーっとたくさん来局されると慌ててしまうところですかね。強みは、患者様から「話しやすい」と言っていただけることですね。なるべく患者様のお話はしっかり聞くようにしているので、患者様のほうも色んなお話をしてくださいます。たまに、エンドレスな方もいらっしゃいますけど(笑)

勝山薬局で、自分が変わった、成長したと思う部分は?

勝山薬局にいると、支店がいくつかあるので、直接の行き来はないんですが、勉強会で顔を合わせる時に、その店舗ごとの情報共有もできるんです。そうやって、色々な情報を得られるようになりましたね。入社以前は小さな病院内の調剤をしていたので、情報交換とかはほとんどなかったので。勉強会は毎回テーマが違うので、自分で勉強しようと思ってもなかなかできないものでも、勉強する機会を設けてもらえるんです。大きな規模の会社ならあると思いますけど、規模的にはそんなに大きくない中でそういうことをきちんとサポートしてもらえるっていうのは嬉しいですよね。

患者様と向き合う上で、意識している・大切にしていることは?

なるべくお話をきちんと聞くことですね。話の奥のところというか、バックグラウンド的なところまで探れればいいなと思いながらお話をするようにしています。患者様によっては難しいんですけれども。そういうところまでわかれば、お薬の飲み方とかについても、いろいろなアプローチの仕方を考えることができるので気をつけていますね。

立山さんにとって、「勝山薬局」とは?

私はもう20年ぐらいいるので、まあ、人生・修行みたいな…。患者様に接することもそうですし、スタッフとも立場的に色々考えながら接していくのもそうですし、やっぱり人との接し方っていうのを毎日毎日考えさせられるので、自分の人生…というか、修行場なのかな、って思いますね。

最後に、採用希望者の方へのメッセージをお願いします。

勝山薬局は、若い社長に代わって、どんどん風通しのいい薬局になっていってると思います。社長ご自身も積極的に色んなことに携わって変えていこうっていう気概があって、私たちも「どうしたい、こうしたい」って色んな意見を言いやすい雰囲気です。自分たちの意見も取り入れてもらえて、もっと働きやすく色々変えていける職場じゃないかなと思いますね。今の社長に代替わりしてから、色々と変えてもらってるんです。勉強会とかもそうですし。お若いからというのもあるんでしょうけれど、やっぱり「色んな意見を聞こう」って気持ちが社長にあられるので、私たちスタッフも言いやすいんだと思います。若い方は特に、働いていくうちにやりたいこととか希望が出てくると思うんですよね。そういうことも頭ごなしにダメと言わずに「考えてみようか」っていう姿勢を持ってくださっているので、新しい方にもぜひ来てほしいですね。